ヨガで骨盤矯正、ニュートラルボディを目指そう
2021/09/01
こんにちは。
ヨガスタジオアルモニ代表の吉川里奈です。
よく、ヨガは骨盤矯正に良いということがいわれますが、その理由についてお伝えしたいと思います。
骨盤矯正や骨盤調整は、骨盤周りの筋肉をほぐし、かつ骨格を支える筋肉をつけ、骨盤と脊柱本来のニュートラルな骨格に整えようということです。
理科室にあるような人体の骨格模型の状態は、筋肉が支えているから形を保っているのであって、筋肉を外してしまえば、模型のような形を保てず、バラバラと崩れてしまいます。家の骨組みとは違って、骨格だけで自立してはいません。
つまり、骨盤が歪んでいるというのは、骨が歪んでいるのではなく、筋肉が左右非対称になっていることや、体幹の筋力不足やこわばりによって、前傾または後傾が強くなっているということです。
これは、運動不足、生活の癖、スポーツの癖、偏った筋トレ、妊娠出産などが原因です。
歪んでいる状態や、前後傾の強さが顕著になれば、腰痛や関節炎など、身体の痛みに繋がります。
こういった運動器の障害は、健康寿命を脅かすため、シニア層はもちろん、若い頃から自分の身体をケアをするという意識が大切になります。
出産による骨盤への大きな負担も、産後のケアを行うかどうかで、その後の体型にも差を生みます。
非常勤講師をしている大学の健康・フィットネスの授業でこういったお話をすると、ほとんどの学生が身体のことなど気にせず生活をしていることが感じられます。
私の出身でもある東海大学では、この授業が必修で、心身への気づきを大切にする健康教育ができていると感じますが、運動・スポーツ・フィットネスの授業は多くの大学で選択授業です。
中学高校の保健の授業で習ったことを、日々の生活に生かしてセルフケアができるような健康教育がもっと当たり前になっていくと良いと思っています。
さて、ヨガの良いところは、筋肉をストレッチして柔軟性を高めるだけではありません。
立ちポーズやバランスポーズなど、体幹を鍛えるポーズも多く、骨盤周辺のかたくなった筋肉をほぐし、ニュートラルな姿勢を保つ体幹の筋力をつけてくれます。
また、呼吸や身体に集中し、自分自身への気づきを促してくれます。
アルモニのヨガクラスには、骨盤調整ヨガやマタニティヨガなど、骨盤まわりの筋肉によりアプローチするクラスがあります。
体幹を鍛えるためにはピラティスも最適です。
ヨガは、年齢問わず、思い立ったらマイペースに始められるのも魅力です。
ヨガを日課にして、正しい骨盤位置に戻し、美しい姿勢で、凛とした気持ちで日々を過ごしましょう!