柔軟性の重要性〜心と体を柔らかく快適に〜
2021/11/18
こんにちは。
厚木市のヨガスタジオアルモニ代表の吉川です。
この記事では、柔軟性の大切さをお伝えしたいと思います。
よく「体が固いと怪我をしやすい」という言葉を聞きますよね。
アスリートは、怪我をすることで試合に出れなることや、1日1日の切磋琢磨から外れてしまう不安からも、怪我をしない体づくりとして、コンディショニングにストレッチを取り入れてる方が多くいらっしゃいます。
しかし、特にアスリートではない方はどうでしょうか。
たぶん仕事や家事など日々の生活を優先して、体の固さを気にすることはあまりないのではないかと思います。
そして、ヨガのポーズを何かの機会にとってみようとして、自分の体の固さに気づき、固いからヨガはできないと思ってしまい敬遠してしまう方も多いのかもしれません。
固いから苦手、固いから痛い、固いから向いていない。
これは全部思い込みによる悪循環を引き起こしています。
では、フィットネス(健康のための運動)の観点から、どれだけ柔軟性が大切かということを考えていきたいと思います。
体が固いということは、骨格筋の伸縮性が失われているか筋膜が癒着しているということです。
ストレッチや筋膜リリース、整体やヨガなどで改善することができます。
(ヨガは自己整体と呼ばれているんですよ!)
固い体は、外部からの衝撃を逃しにくく怪我をしやすいというのはよく分かると思います。
それだけでなく、固いということは、骨格を歪めてしまう原因にもなります。
例えば、お尻が固くなれば、脚を外に外旋する力がかかり、いわゆるガニ股になり、小指側に重心がかかります。そうなると見た目ももちろんですが、足首や膝に負担がかかり、慢性的な運動器の障害につながることもあるのです。
ロコモティブシンドローム(ロコモの記事こちらは、筋力不足ももちろんですが、骨格筋の柔軟性の低さも原因となります。
他にも、太腿の前が固ければ、骨盤を前傾させ、反り腰や腰痛になる可能性もあります。
次に、筋肉が固いということは、血行も悪くなります。
巡りが悪いと、疲労物質を溜め込み慢性疲労が抜けなかったり、それが酷くなれば各部位のこりや痛みを引き起こします。肩こりや腰痛や偏頭痛の原因になっている可能性もあるのです。
そして、体の固さは、猫背や外重心など、姿勢や歩き方にも影響を及ぼしますので、見た目の美しさにも関連しますね。
もう一点、体が固いという筋肉が収縮した状態は、リラックスしにくいのです。
自律神経の、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、頑張って動きエネルギーを使ったあとは、ゆるめてリラックスしてよく眠るという、本来の回復力が弱ってしまいます。
私はこのことを、「体が固いと心も固くなりやすい」と表現することがあります。
皆さんはいかがでしょうか。
体と心が固くなっていませんか。
先ほど述べたように、固いから苦手、固いから向いてないと思っている方は、実は逆で、固いからこそ取り組まなければ、日々を快適に過ごすことはもちろん、将来、健康寿命に影響を与えてしまう可能性すらあります。
固いから痛い、固いから辛いと思っている方は、やり方に問題があります。
ヨガもストレッチも、痛い思いをしながら取り組むものではありません。
通常の状態と、痛い状態の間、いつもより伸びて気持ちが良いと感じられるところまで伸ばします。
無理をすれば呼吸が浅くなります。痛ければ身体は緊張します。
これって逆効果ですよね。
深い呼吸でリラックスしながら60分ほどのレッスンを受ければ、体だけでなく心も緩んだことが感じられるはずです。
その気持ちよさに固い方ほどやみつきになり、ヨガを気持ち良いから続けていたら柔軟性も向上していたというお話はよく聞きます。
ぜひ、ヨガで楽しく気持ちよく柔軟性を向上させて、日々を爽やかに過ごしていただければ幸いです。
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